宅配餃子を「美味しい」と感じたことはありませんでした。
そこから、「家族の餃子」を考える日々が始まりました!
私は竹内公明といいます。石川県金沢市で中華料理店をやっています
このページでは、うちの餃子を紹介しております
私自身、これまでたくさんの餃子を食べ歩き、また宅配便
などで取り寄せてきましたそれぞれに良さがあり、また改良点もあるように思いました
ここでは、私が餃子の味を追求した過程と、
もしお買い求めいただけるのなら、という期待で、
餃子の話を紹介しています
「家族の餃子」がテーマです
店で食べてもらう時と同じ味を、
ご家庭で団らんのひと時を過ごしていただけるよう、
私も家族といっしょに考えました
少し恥ずかしいですが、ガンコ親父との苦闘の日々をご笑覧ください
★ はじめまして全開口笑です
おいしいものを食べると自然と口元が緩みますね
修業時代を経て、私が店を出そうと思った時、お客さんが
「口を開けて、みんなで笑いながら食べて欲しい
そんな願いを込めて付けた名前が「全開口笑」です
そしておかげさまで32年
お客さんの笑顔と「おいしかったよ」といいう言葉に励まされ、ここまできました
★親父の餃子
金沢に中華料理を始めたのは、私の父、竹内明夫です
香林坊という繁華街にほど近い広坂にてチャイナーレストラン「珍香楼」を創業
以来50年。ガンコな親父ですが餃子がなぜか人気で、
他県からもそれを目当てに訪れる人が後を絶ちません
残念ですが、3年前に親父は他界しました
生前にお店を無事閉店出来て喜んでました
そんな親父が亡くなる前にウチの餃子を食べに来て
「うん!旨い!」「文句なしや!」と嬉しそうな笑顔が忘れられません
親父に恥じない餃子を作り続けたい…
私の餃子はガンコ親父譲りの誇りの味です
★手で作る。基本です!
親父の仕事のせいもありますが、私は小さい時から餃子が大好きでした
修行中ひまがあると、東京や横浜の「おいしいと言われるお店」にせっせと通い続けました
もちろん今でも、いろんなお店を食べ歩きます
毎日が修業であり、味の研究が続いています
だから、機械なんかでは絶対つくりません
味にばらつきが無いよう、一つひとつ、生地を伸ばして、具を詰めて います
餃子の製造工程←見てみる?
★お店で食べるのは美味しいのに…
最近、ネットの普及で全国からいろいろな物が、簡単に取り寄せることが可能になりました
そこで、私も餃子の宅配をネット注文で取り寄せてみる事にしました
まだまだ全国には、おいしい餃子がたくさんあります
しかし、そのお店から送られてくる餃子に一つだけ、親父共々がっかりしていることがあります
それは販売のロット数が多いため、宅配の分は機械で作っている所が大半なのです
お店で食べるのは美味しいのに…残念です
★親父と二人三脚
ある時、ガンコ親父と話をしたことがきっかけでした
「うちの全笑餃子を、宅配で食べてもらうことはできるか?」
と私は親父に、相談をもちかけました
それからが大変でした
いつもと変わらない味で、誰でも簡単に焼けて、
楽しめる餃子を作るにはどうしたらいいのか?
具材から生地にいたるまで試行錯誤を重ね、
あらゆる角度から親父と一緒に研究をしました
振り返ると、あのガンコ親父が手伝ってくれたことが、何より嬉しい思い出です
研究を始めて3ケ月ばかりが経ったある時、ようやく「「これだ!」という味を出す事ができました
その時は嬉しさのあまり親子で抱き合いましたよ
宅配用の「全笑餃子」開発の難しかったところ!